2018年12月11日、厚生労働省は巷で流行っている風疹の新たな対策として、子供のころに予防接種の機会がなかったために特に感染リスクが高いとされる39~56歳男性を対象に2019年から約3年間、免疫の有無を調べる抗体検査とワクチン接種を原則無料にすると発表しました。
ワタシもあまり詳しくわかっていないのですが、風疹って妊婦さんがなってしまうと、だいぶマズイ病気みたいですね・・・ (;゚д゚)ゴクリ…
そんなマズイ病気なのに、なぜ子供のころ予防接種の機会がなかった人達がいるのでしょうか?
また、その世代の人たちは何歳くらいの人が対象なのか、風疹について調べていきたいと思います。 (੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
風疹とはどんな病気?
風疹とはどんな病気なのか?まず調べてみたいと思います。
風疹とは、
発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症だそうです。
症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患との事。
風疹に感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性があるそうです。
男女ともがワクチンを受けて、まず風疹の流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要とのことです。
感染から平均して16〜18日の間、潜伏期間を経て、発熱、発疹、リンパ節腫脹(ことに耳介後部、後頭部、頚部)が出現するそうです。
ですが、発熱は風疹患者の約半数にしか見られないようです。 つまり、2週間近く風疹は潜伏し、その後にようやく、耳の後ろから、頭やアゴのあたりに腫れが生じるようです。
でも、熱が出ない人もいるので、風疹に掛かっていることに気付きにくいってことですね・・・
その気づかない間に周りの人へ感染させてしまう恐ろしい病気です。
∑((((((゚д゚;ノ)ノ
なにより妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児に感染ってしまう恐れのある先天性風疹症候群 とはいったいどういう病気なのでしょうか? (?_?)
先天性風疹症候群とは
先天性風疹症候群とは、難聴、心疾患、白内障、あるいは精神や身体の発達のおくれなど、障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性が高くなる病気です。
先天性風疹症候群がおこるかどうかは、妊娠のどの時期に風疹にかかったかによります。
風疹にかかった妊婦すべてに起こるわけではありませんし、先の症状のいずれかが発症しやすいしか、今のところわかっていません。
しかし、はっきりと言えることは、妊婦さんはもちろん、そのパートナーであるお父さんとなる男性の方も、しっかりと予防接種を受けて入れてば、赤ちゃんがなりにくい病気であると言えます。
未然に防げるのであれば、ちゃんと対策しておきたいですよね!? (੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
風疹の予防接種を受けるべき男性とは?
国立感染症研究所で調べている数では、今年の風疹にかかった患者数は2千人を超えているそうです。
最近の風疹になった患者は、海外などで感染って気づかずに帰国した人から発症することが多いそうです。
妊娠している可能性がある人は、海外に行くことは控えたほうが良いでしょう。
また、今問題となっているのは、予防接種を受けていない男性が多いということです。
1962年4月2日~79年4月1日に生まれた男性は風疹の予防接種が義務付けられていませんでした。
この世代の男性は今からでも、しっかりと風疹の予防接種を受けるようにしましょう。
2022年3月末までしっかりと手続きをとって行えば、原則無料となります。
ワクチンを打つ必要があるか、事前に検査を行いますが、この費用も原則無料となっています。
なぜ男性だけ問題視されているのか?
国内で風疹の免疫がある人は92%とされていますが、1962年4月2日~79年4月1日に生まれた男性の風疹に対する免疫は約80%と低いのです。
国は今回の対策で20年の東京五輪までに85%以上に引き上げ、21年度末には90%以上とすることを目指しています。(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
風疹流行が止まりません。国立感染症研究所は3月12日、2月25日~3月3日の風疹患者数が113人に上ったと発表しました。2週連続で患者数100人超です。19年の累計患者数はすでに768人。厚労省と感染研は引き続き抗体検査とワクチン接種を呼びかけています。https://t.co/ecUhLB3PUE
— 毎日新聞 医療プレミア (@med_premier) March 17, 2019
風疹流行が止まりません。国立感染症研究所は3月12日、2月25日~3月3日の風疹患者数が113人に上ったと発表しました。2週連続で患者数100人超です。19年の累計患者数はすでに768人。厚労省と感染研は引き続き抗体検査とワクチン接種を呼びかけています。
2019年3月でも風疹になっている患者数はたくさんいます。過去に予防接種を受けていない方は、他人事だと思わずにこの機会にちゃんと予防接種を受けましょう!!
風疹の予防接種が義務付けられていなかった、1962年4月2日~79年4月1日に生まれた男性は自身が予防接種を受けたことがあるか、今一度確認を行ってくださいね!!
【鹿児島市で今年2人目の風疹患者】
— 鹿児島KYTニュース (@KYT_4chNEWS) March 19, 2019
鹿児島市で、風疹の患者が新たに確認されました。県内で風疹の患者が確認されたのは、今年2例目となります。#鹿児島 #風疹 #ニュース pic.twitter.com/Q1kZLGD1Oj
【鹿児島市で今年2人目の風疹患者】 鹿児島市で、風疹の患者が新たに確認されました。県内で風疹の患者が確認されたのは、今年2例目となります。
まとめ
今回は今流行っている風疹の感染リスクが高いとされる39~56歳男性を対象に無料で予防接種を受けられるのはなぜ?受けるべき世代は?というテーマで調査しました。
風疹は妊娠している女性の赤ちゃんに先天性の障害を与える恐れのある病気です。
事前に防げる病気であるので、該当する世代の男性はしっかりと予防接種を受けた、周囲へ迷惑をかけないように努めましょう!!
自分さえ良ければ良いという考えで、生まれてくる赤ちゃんに障害を与えてしまうのは、非常に残念ですからね・・・!!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます! 。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚