2018年10月8日 今シーズンの終了と共に引退を発表している千葉ロッテマリーンズの岡田幸文(おかだ よしふみ)外野手(34才)が引退試合となる本日ホームタウンのZOZOマリンスタジアムにて1番・センターの打順で先発出場しました。
本日は第2打席までは凡退していましたが、
第3打席、第4打席、第5打席と一気に3連続安打を打ち、猛打賞を獲得しました!
引退試合で猛打賞って凄いドラマチックですよねー!!
しかもですよ!?
この第2打席までの凡退は、なんとさかのぼる事59打席もヒットが出ていなかったそうです・・・。
ずっと出ていなかったヒットが最後の最後で爆発して猛打賞・・・
引退する男として、最高の魅せ方ですね。かっこいい・・・・
そんなこんなニュースを見てるうちに、そういえば猛打賞ってなんか貰えるの?とかって疑問が湧いてきました・・・。
今まで猛打賞について詳しくわかってなかったので、この機会にちゃんと調べて、みなさんにも知ってもらえたらと思います。
そんなの知ってるよ!っていう方も、間違っていないか?確認してもらえたらうれしいです!
岡田さん、お疲れ様でした…あの応援歌が歌えなくなると思うと寂しいです。
— 松永 祐佳 (@yuppy8appy) 2018年10月8日
そして猛打賞おめでとうございます!!
66は永久欠番ですか…?
これからもコーチとして活躍してください(;o;)#千葉ロッテ #chibalotte #ZOZOマリン pic.twitter.com/SeTbwDw6D8
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プロ野球 の猛打賞とは?
猛打賞は1つの試合でヒットを3本以上打つ事を言います。
1949年に日本野球連盟が作ったそうです。
なぜ、猛打賞というネーミングになったのか?調べて見たのですが、これといった理由は見当たりませんでした。
この頃からアメリカのメジャーリーグでは2本以上ヒットを打つ事をマルチヒットと呼んでいて、これを日本でも取り入れられたという説があります。
ちなみに猛打賞もマルチヒットも1塁打でもスリーベースヒットでもホームランでも構いません。
3回以上、ヒットを打って進塁すれば成立します。
猛打賞を打つと賞金や商品がもらえる?
賞金や商品が貰えるのか?という一番気になる疑問についてですが、
これは球場次第のようです。
客入りの良い球場では贈呈されるそうですが、あまり客入りの良くない球場では出ないという話のようです・・・
また、実際に賞金や商品を出すのは、スポンサー企業から提供されるそうです。
なにが貰えるんだろう・・・?って気になりますよね?
実は試合中に場内アナウンスで●●が貰えますと紹介してるんだそうです!!
知ってましたか!?
猛打賞で何が貰えるかは、打順が3回目に回るとアナウンスされるそうです!!
知らなかった・・・。
もし、球場に行って、アナウンスを実際に聞いたよって方が居たら教えてくれると嬉しいです!!
ちなみに、過去アナウンスで紹介されていた商品の内容ですが、
横浜は清涼飲料水、
オリックスは百貨店の商品券、
阪神は腕時計などのセット等だったそうです。
なんか、上の商品は格差がありますね・・・(笑)
巨人とかは、凄いものが貰えそうなイメージが勝手に湧いてきます(笑)
猛打賞以外にも賞金や商品がもらえるらいしいです
猛打賞以外には下記の様な賞が出るそうです。
これも知らなかった!!
勝利投手賞
本塁打賞 ファインプレー賞
第一奪三振賞
第一安打賞 二塁打賞 三塁打賞
勝利打点賞
ダブルプレー賞
猛打賞とサイクルヒットってどっちが凄い?
猛打賞より達成するのが難しいのが、「サイクルヒット」です。
「サイクルヒット」とは、
1試合でひとりの打者がシングルヒット(単塁打)、
ツーベースヒット(二塁打)、
スリーベースヒット(三塁打)、
ホームラン(本塁打)をそれぞれ1本以上打つことです。
変な話ですが、1塁打とあとはホームラン3本打っても猛打賞ではありますが、
サイクルヒットにはなりません。
狙って達成出来ないから、サイクルヒットの方が出にくい記録と言えます。
サイクルヒット達成の為に、あと3塁打を打てば達成っていうシチュエーションで、
ランニングホームラン出来る場面をあえて3塁打にしてしまっては元もこうもありませんからね。
元巨人軍の松井秀喜さんは、現役時代の2001年5月23日のヤクルト戦(東京ドーム)の8回の第5打席で単打が出ればサイクル達成という状況でした。
しかしその打席では打球が長打コースに飛んでしまい結果的には二塁打となりました。
わざと一塁ベースで止まれば記録達成できたため、自らチャンスを逃したことになります。
ただ、本人は気づいていましたが、チームが負けていたために個人記録よりもチームの勝利を優先させたとの後日談があります。
2019/4/10追記
甲子園開幕戦となった2019年4月9日の阪神対DeNA。
「12-8」で阪神が逆転勝利を飾ったこの一戦で、捕手・梅野隆太郎選手がサイクルヒットを達成しました。
左足薬指骨折でコンディションが万全ではない中、球史に名を刻む大記録を打ち立てた梅野隆太郎選手。
これを受けたネット上には、
「骨折しながらサイクル打つとか凄すぎ」
「怪我の功名とはこのことか」
「逆転勝ちより梅ちゃんの活躍の方が嬉しい」といった称賛の声が数多く寄せられているそうです。
史上69人目、平成では31人目の“サイクルヒッター”となった梅野隆太郎選手。
もちろん、記録達成の難しさはこれだけを見ても一目瞭然ですが、「捕手」でサイクルヒットを達成するというのは、とてもすごいことですよね!?
スリーベースヒット(三塁打)を打つには、外野手のエラーなどが重なることも多いですが、基本的に足が遅いと三塁を踏むことは難しいわけですからね。
捕手だと、基本的にしゃがんでプレーをすることが多いので、どうしても足の速さが落ちてしまうのだとか・・・
ヤクルト・阪神・楽天で監督を行った野村元監督はID野球と言われ、名捕手として名高いプレーが有名ですが、捕手になる前は、バンバン盗塁を決める俊足ランナーだったそうですよ・・・
知らなかったな・・・
Ωヾ(・∀・` )ヘーヘーヘーヘーヘーヘー
歴代猛打 賞回数ランキング
過去に遡って猛打賞をたくさん叩き出している選手は誰か調べて見ました。
1 張本勲 251
2川上哲治 194
3 長嶋茂雄 186
4 野村克也 180
5 福本豊 178
安打製造機とニックネームをつけられた張本さんがぶっちぎりでトップなんですね・・・
猛打賞をこんなに叩き出すとは、時代がたった今でもとても凄い記録ですね。
それだから、ずっと天狗になってしまい、最近では炎上コメントが多いのでしょうか・・・(笑)
しかしメジャーリーグマリナーズ所属のイチロー選手は
日米通算で379回(日120、米259。2017年シーズン終了時)ですので、実質イチロー選手が日本最高記録といって良いでしょう!!
シーズン猛打賞記録
1シーズンでの猛打賞のランキングにおいてもイチロー選手がトップとなります。
イチロー選手はメジャーリーグ移籍後(シアトル・マリナーズ)の2004年シーズンに34回(161試合出場)記録しており、
日本プロ野球歴代1位である27回を超えています。
最年長猛打賞記録
落合博満(日本ハムファイターズ):44歳5か月(1998年5月16日 日本記録、パ・リーグ記録)
谷繁元信(中日ドラゴンズ):44歳4か月13日(2015年5月4日 セ・リーグ記録)
落合さんも谷繁さんも44歳で猛打賞達成って凄すぎですよね・・・
例え、まぐれだって疑われても、40歳過ぎて1試合に3回ヒットを打つなんて荒技できないと思います。
猛打賞まとめ
今回は色々な猛打賞の記録について調べて見ました!
猛打賞を達成すれば、何かしらを絶対貰えると思っていたのですが、球場によっては何も貰えない事もあるなんて、思ってもいませんでした・・・
出来れば、どの球場でも達成したら貰えるようになればなぁと思います。
だって、その方が選手としてはやる気が漲りますよね!?
野球と言ったら、たくさんヒットが出る試合の方が個人的には絶対に楽しいと思いますしね!
今回は最後までお読みいただきありがとうございます!