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園児21人が細菌性赤痢感染。
東京都によりますと、今月12日、目黒区の保育園に通う 4歳の男の子に下痢や血便などの症状が見られ、 病院を受診したところ細菌性赤痢と診断されました。 これまでに、この保育園では 2歳から6歳の園児20人と40代の職員1人に 赤痢の感染が確認され、 このうち園児2人が入院しましたが、 いずれも症状は軽いということです。 目黒区保健所は園内の施設を 消毒するとともに、 手洗いの指導などを 行ったということで、 感染経路についても調査しています。 感染してしまった保育園児が 20人も居るというのに驚きです。 いずれも、症状は軽いというのが 不幸中の幸いといったところでしょうか。 今回保育園で感染が進んだ病気は 細菌性赤痢というものだそうです。 最近では赤痢というと 昔の病気というイメージが強く どういった病気があまり 馴染みがないかもしれません。 改めて赤痢とはどういったものなのか 調べてみました。細菌性赤痢とは?
細菌性赤痢(さいきんせいせきり) 流行地 世界中でみられる感染症ですが、 衛生環境の劣悪な地域に多く 、わが国でも年間数百例の報告があります。 とくにインド、インドネシア、タイなど アジア地域からの輸入症例が多くみられます。細菌性赤痢感染経路
患者や健康保菌者の糞便および汚染された手指、 食品、器物、水、ハエが主な感染源となります。 サルも細菌性赤痢に感染するため、 輸入ザルが感染源となった事例もありました。 きわめて少ない菌量でも発症するのが特徴で、 家族内で二次感染をきたすこともあります。細菌性赤痢潜伏期
多くは1~5日ですが、 なかには12時間で発症することもあります。細菌性赤痢症状
発熱、腹痛、下痢、ときに おう吐などを伴って急激に発症、 重症例ではテネスムス(しぶり腹)と いう症状を呈し、頻回の便意をともなう 膿粘血便を排泄する典型的赤痢症状を 示しますが、最近では重症例は少なく、 数回の下痢か軽度の発熱だけで 済む症例や、無症状で経過する 症例もみられます。細菌性赤痢治療法
健康な方では無治療でも4~7日で改善します。 発症初期に抗生剤治療を行うと、 症状の持続期間や保菌している 期間が短くなることがあります。 乳酸菌やビフィズス菌などの 生菌整腸薬を服用したり、 経口補水液(ORS)やスポーツ飲料で 水分を補給しましょう。脱水症状が強い、 あるいは飲水が難しいなどの場合には 医療機関を受診しましょう。 また、抗生剤については薬剤耐性の 問題もあり、医師との相談が必要です。#目黒 区内の #保育園 で赤痢が発生し、感染者が21名へと拡大しています。ワクチンなど特別な予防法はなく、しっかりと手を洗って消毒することが大事です。
— 西崎つばさ (@Tsubasa2439) 2018年10月23日
詳細は区のサイトから↓pic.twitter.com/gjTqp6N7t6
今回、細菌性赤痢感染が発生した保育園はどこ?
東京都目黒区の保育園としか、 今のところ、発表されていません。 ネット上では 東京都目黒区の「大橋」という 情報が流れています。 はっきりとした情報がわかり次第 更新します。 今回のケースでは はっきりと、 どこの保育園で発生したと 発表するべきだと思います。 赤痢は感染力が強く、 潜伏期間もあるため、 その家族を経由して 病気が感染する恐れがあります。 ですので、しっかりと 発生元を突き止めていきたいと 思います。細菌性赤痢を予防するには?
現在のところ、細菌性赤痢の 予防ワクチンはありません。 汚染地域では、こまめに手を洗う、 生もの、生水、氷などは食べないなど 飲食物に対する十分な 注意をこころがけてください。赤痢アメーバ pic.twitter.com/HgzGAsLmSd
— わあああああああ (@3zmedtqPXvdnkbF) 2018年10月20日