2018年もプロ野球は ソフトバンクホークスが2年連続で 日本一となる快挙を達成し、 シーズンは終了しました。
そして11月のシーズンオフにとなると 選手のFA移籍が話題になる季節となります。
さっそく、各チームの主力選手が FA宣言を行い、どのチームが獲得するのか 注目の的となっています。
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FA宣言してオファーこなかったらどうなる?残留を許されない球団の場合は? FA権を行使した上で残留するのはなぜ?宣言した場合との違いは?理由や評価も
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西武・中村剛也内野手が海外FA権行使して残留
おかわりがFA権を行使し残留❗pic.twitter.com/icapotqznN
— レビュートーメン (@yukimeccyo1) 2018年11月8日
西武・中村剛也内野手(35)が 保有していた海外フリーエージェント(FA)権を 行使した上で残留することが8日、 決定しました。
西武ライオンズの飯田光男常務取締役(52)が 球団事務所で会見を行い 「中村剛也内野手がFA権を 行使した上で残留することになった」と 説明しました。
数日前に渡辺久信SDを含めて 話し合いを行い、この日は中村からの 連絡を受けて宣言残留することを 受け入れたそうです。
中村は4年契約の最終年だった昨オフ、 1億3000万円ダウンの 2億8000万円の単年契約(金額は推定) でサインしました。
今季は右肩の故障での 離脱もあったが、7月以降に25本塁打 するなど、10年ぶりのリーグ優勝へ 後半戦の戦いを牽引する存在感を発揮 しました。
中村剛也内野手は
「これからもライオンズのユニフォームを 着てプレーをしたいという想いで、 海外FA権を行使して残留することを 決めました」とコメント。
「ライオンズファンの応援を力に 来シーズン以降もこのユニフォームで 1本でも多くのホームランを打ちたいです。
そして、今年達成できなかった “日本一”の喜びを必ずこのチームで 味わいたいです」とチーム愛を 強調しました。 来季以降の契約については 単年となる予定です。
西武としては、 他に浅村選手と炭谷選手がすでに FA権を行使することを宣言して いるので、西武としては 中村選手が来年も残留してくれる ことにホッとしているのでは ないでしょうか・・・。
FA権の行使を表明した炭谷選手が会見。
— サンデーライオンズ (@sundaylions795) 2018年11月8日
「(手続き開始となる)11月5日の前日までは行使しようと思っていたが、渡辺SDや飯田常務とお話しして、また(行使するかどうか)考えた。行使することにしたが、悩んでいる最中です」と残留も視野に入れての宣言となりました。#seibulions #野球795 pic.twitter.com/pKt0TnpswS
FA宣言して残留とはどういう意味?
ここで一つ疑問が出てきたのですが
今回、中村選手が行った FA宣言して残留というのはどういう意味が あるのでしょうか?
みなさん、わかりますか?
私は、よくわかっていないです・・・
なので、ちょっと詳しく調べてみて ご紹介していきたいと思います!!
そもそもFA=フリーエージェントとは?
そもそもフリーエージェントとは、いったい なんなのか?について調べてみました。
フリーエージェントとは どの球団とも加入契約を結べる 自由な立場にある選手のことを指します。
日本では1993年からFA制度が採用されました。
98年に改定された現行制度では、 1軍登録された年(1年=150日以上)が 9年以上の選手を対象とし、 新球団には、人的補償1選手と旧年俸の80%の 金銭補償か、旧年俸の1.2倍の金銭補償が 義務付けられ、新年俸は前年度を超えない という制限があります。
一度FA宣言資格を取得をすると 再FA資格取得は4年後になります。
1度FA資格を使用すると 2回目の取得は4年後です。
1回目のFA権は国内のみの交渉で 2回目は海外のチームとも交渉できます。
有資格選手は日本シリーズ終了後 7日間以内にコミッショナー事務局に届け出、 その後、翌年の1月31日までいずれの球団とも 交渉することができる制度となります。
1月31日まで全球団と交渉し、契約不成立の 場合は自由契約選手扱いになります。
基本的には、FA選手の獲得は1球団あたり 年に2人までと制限が設けられています。
ここまでがFA権=フリーエージェントについての おさらいでした。
ここまでは知っているよ! という方も多いかと思います!
FA宣言して残留する理由とは?
さて、本題のFA宣言して残留する意味についてです。
FAの権利を行使せず残留するケースと、 FAの権利を使用した上で同一球団に残留する ケースとは、どのように違うのでしょうか?
FA宣言しての残留は FA権をもったまま契約更改するのとでは 多少意味が変わってきます。
一度、FA宣言した場合、FA権再取得が4年後なので FA権を取得した選手は最低4年間は 移籍後の球団でプレイすることが予想されます。
FA宣言をしていない場合、契約更改しても 翌年にFA宣言される可能性があります。
所属球団としてはいつFA宣言されるか ビクビクしてしまいますね・・・ それに対し、球団側の対策として FA権取得の前年に複数年契約したり、 長期契約を提示するのですね!
まぁ、FA権を持っている選手が 複数年契約をしていたとしても その契約を破棄してFA宣言することも 可能ではあります・・・
まとめると FA宣言して残留する理由とは? 向こう4年間はなにがあろうとも このチームで頑張ります!という意味で あると言えますね!!
FA権を持っていても行使しないで残留した場合 来年以降、いい成績を残したらFA宣言して もっと条件のいいチームに行くかもしれませんよ という意味にも取れますからね
ですので、残留するチームへの 愛情表現でもあると取れますね!!
ただ、これは宣言して即残留を表明した 場合の話です。
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ただし、FA宣言して、他球団と交渉してからの交渉は別物
FA宣言してみた。↓
他の球団とも交渉してみたが ・良い契約内容でなかった ・他の球団でどこも欲しいと言われなかった という場合での残留は 球団やチームメイトからの評判は 悪くなる恐れがあるので チームに居づらい状況になってしまう かもしれません。
また、この場合、年棒はメチャクチャ 低い金額での契約となる恐れもあります。
また、FA宣言して、他球団と交渉するなら 残留は認めないという球団もあります。
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楽天 則本昂大投手がFA権を使用して残留。ネットの声は?
楽天則本昂大投手(28)が2019年10月28日、楽天生命パーク内で国内FA権を行使しての宣言残留を表明しました。
今季開幕前に新たに7年契約を結びなおしており、生涯楽天を強調する権利行使となった。
「FA権を行使して、この先も楽天イーグルスで頑張りたい。自分の気持ちを表すにはこれがベストかなと思って行使しました」と話しました。
「この先も楽天イーグルスで頑張りたいという自分の気持ちを表すためにも、これがベストと判断し、(FA権を)行使して残ることを決めました。」
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) October 28, 2019
則本昂大選手の会見の様子はこちら!
👉pic.twitter.com/3JNlazEfFY
残留はしたいけど今の契約条項に不満がある、もしくは協議の必要があると感じている場合にもう一度契約を巻き直す機会として行使する選手がいますね!
— sho Edge of spirit (@shoedge) October 28, 2019
今さらながら、FA権を行使して(他球団の評価等々聞かずに)残留するという意味がよく分からない…今回の則本とかそれに当たるのかなと思うのですが、この意味について詳しい方教えてください…!
残留はしたいけど今の契約条項に不満がある、もしくは協議の必要があると感じている場合にもう一度契約を巻き直す機会として行使する選手がいますね!
則本昂大「生涯楽天」→7年の超大型契約→FA残留
— ぷちぐりん (@E233_chika_De) October 28, 2019
松田宣浩「メジャー行きたいからFA宣言」→「断念、残留しよう」
というパターンも極少数あり
100%移籍になるパターンが「出場機会を求めるため」
まとめ
今回はFA宣言してからの残留って どういう意味なの?というテーマで 調査してみました!!
結果、FA宣言して即残留発表は そのチームへの愛情表現である!という ことでした!!
いかがでしたでしょうか? 私もこういう意味があったとは わかりませんでした!!
ファンとしては 長年チームに貢献した選手が 他のチームに行ってしまうのは とても寂しいですからね!
こういった選手と球団が 相思相愛になる良いチーム作りを 行ってくれればな!と強く願います!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます!!
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